車のRADIOから『天才バカボン』の「パパ」の名台詞の投稿が流れた。
ただのあきらめの言葉ではなかったんですね。とても深いい話。
ネットで調べてみました。そこから引用すると、こうです。
「これでいいのだ!」
こんな感じの、「ザ・昭和のギャグアニメ」と言えますが、実は、ただのギャグアニメではありません。
「バカボン」の由来は、仏教の薄伽梵(ばぎゃぼん)だそうで、井上雄彦先生作の『バガボンド(放浪者)』にも通じるんだそうです。その意味は、「仏陀」や「お釈迦様」の敬称でもあるそうです。
そして、「これでいいのだ」というバカボンのパパの名言があります。
この名言は、ただ馬鹿の一つ覚えで言っている言葉ではありません。
実は、「悟りの言葉」でもあるんですよ。
この言葉が最初に言われたシーンを紹介します。
『わしは バカボンのパパなのだ
この世は むずかしいのだ
わしの思うようにはならないのだ
でも わしは大丈夫なのだ
わしはいつでもわしなので 大丈夫なのだ
これでいいのだと言っているから 大丈夫なのだ
あなたも あなたで それでいいのだ
それでいいのだ
それでいいのだ
わしはリタイヤしたのだ
全ての心配から リタイヤしたのだ
だからわしは 疲れないのだ
どうだ これでいいのだ
これでいいのだ
やっぱり これでいいのだ 』
この言葉には、こんな意味が隠されていたようです。
「これでいいや」という諦めの言葉でも、妥協でもありません。
この世界の理不尽も不自由も認めて、全てありのままを受け入れる。同じ人は一人としておらず、みんな違いがある。だから、それを認めて受け入れ、上手くいかない事があっても、人とは違っていても大丈夫なんです。
いや~凄い。赤塚不二夫先生凄いな~。
「迷うことなかれ、これでいいのだ。」そんな風に自分に言い聞かせよう!